XenAppによるWindowsアプリケーションのモバイル化(前編)

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[PDF] Windowsアプリケーションのモバイル化 – キープロジェクト設計ガイド

利便性と生産性向上のため、ビジネスにモバイルデバイスの使用を求める傾向にあります。IT組織の基本的な役割の1つは、業務の生産性を上げることができるビジネスアプリケーションを提供することです。特にタブレットやスマートフォンといったデバイスからWindowsベースが主流のビジネスクリティカルなアプリケーションへのアクセスが求められる反面、ネイティブなモバイルプラットフォームへの移行はIT組織にとって大きな負担になります。IT組織にとって、アプリケーションへのアクセスをモバイルデバイスに広げるには、企業の情報セキュリティガイドラインを遵守するとともに、従来のアプリケーションと新しいアプリケーション間の互換性を維持するための対策も取り入れる必要があります。

ソリューションの目標

この設計ガイドは、情報セキュリティのベストプラクティスを維持しながら、多大な時間およびコストを要するアプリケーションの書き換えを必要とすることなく、タブレットやスマートフォンなど最新のタッチ操作に対応したモバイルデバイス用に最適化されたWindowsベースのアプリケーションを配信するための効率的な方法を構築および実証することです。

WorldWideCorporation(WWCO)は、民間の架空の大企業です。従業員が所有するモバイルデバイスから社内のアプリケーションにアクセスできるようにしたいという希望を持っています。どのようなタイプやブランドのモバイルデバイスでもサポートできるようにする必要があります。また、モバイルデバイスで使用できるよう、小さいディスプレイでWindowsアプリケーションにアクセスするための効率的な方法も求められています。こうした要求に応えるため、IT部門は従業員および会社が所有するモバイルデバイスからWindowsベースが主流のビジネスアプリケーションにアクセスできるよう、Citrix® XenApp® 6.5の導入を決定しました。この新しいソリューションのロールアウトの第一段階として、ユーザー数500人の部署が選択されました。

WWCOのビジネス上の目標

  • 1人のユーザーが所有する複数のデバイスおよび複数のモバイルデバイスに対して、Windowsアプリケーションを効率的にプロビジョニングする
  • アプリケーションの書き換えや新しいアプリケーションの開発を行うコストを軽減する
  • すべてのネットワーク、すべてのデバイスへのアプリケーションやデータの配信を単一のプラットフォームに集約する
  • 最新のモバイルデバイスから簡単にアクセスできるよう、Windowsアプリケーションを迅速に再パッケージ化および最適化する
  • 従業員および会社が所有するモバイルデバイス全体で情報セキュリティを保証する

WWCOの技術面の目標

  • 数百から数千規模のユーザーに拡張可能なソリューションを構築する
  • 数週間以内でソリューションを検証し、配備準備する
  • コストや手間を軽減するためにできる限り仮想化する
  • ビジネス継続性を維持するため、“n+1”の高可用性ソリューションを導入する