Microsoft System Center 2012によるデスクトップ仮想化の快適管理術

場所に依存しない働き方を最大限にサポートするためには、企業はデバイスに関係なく利用可能なデスクトップ環境を提供する必要がある。デスクトップ仮想化は、データセンターからWindows デスクトップを配信することによりユーザーの働き方の柔軟性を向上させるとともに、デスクトップ管理の一元化により運用管理コストを大幅に削減する。しかし、その一方で集中化されたデスクトップ管理には細心の注意が必要だ。もし、オペレーションミスなどでデスクトップ配信が出来ない場合は、社員の生産性は低下し、ひいては企業価値の失落につながるであろう。このようにデスクトップ仮想化の管理は細心の注意を払う必要があり、管理コスト削減、人的ミス削減、プロセス統制を同時に行う必要性がある。

2012年春に正式にリリースされたマイクロソフトの管理製品「Microsoft System Center 2012」。新たな機能は多岐にわたるが、パブリック/プライベートクラウド運用を自動化する統合管理として確固たる地位を築いたと言っても過言ではない。ユーザー企業にとってITコストの70%近くを占めると言われる運用コストを極限まで下げるために、今回のバージョンで実現された運用自動化機能は大きく貢献することになりそうだ。これらの運用自動化の機能はシトリックス社が提供するCitrix XenAppやCitrix XenDesktopなどとの連携も可能であり、マイクロソフト社の管理製品とシトリックス社のデスクトップ/アプリケーション仮想化製品との組み合わせにより企業はデスクトップ環境の運用コストを低減させることが可能になる。