デスクトップを持ちだそう:あなたの会社の営業が変わる、デスクトップのクラウド化の実態

企業活動を支える中心である営業部門は、顧客とコミュニケーションを常にとりながら営業活動を行っている。一般的にCRMシステムやSFAシステムを導入するケースでも顧客とのコミュニケーションやリレーションシップの管理が中心である。これら顧客とのつながりを深めていくことによって、売り上げが積み上がり、利益が確保され、企業活動の基本が生まれるのである。つまり、営業部門にとって顧客とのコミュニケーションやリレーションシップを深めることができる環境が企業情報システムには必要なのである。

しかしながら皮肉なこともある。日々持ち歩くノートパソコンには一世代以上前のWindows XPや古いバージョンのOfficeアプリケーションが搭載されており、仕事をするための起動にも時間がかかる。顧客訪問と移動を繰り返す営業にとって、電源確保も重要な課題である。インターネット環境はモバイルキャリアやモバイル接続機器の充実やWiFiアクセスポイントの充実などによって幸いなことに整いつつある、インターネット接続は比較的容易になるものの、電源確保に走り回ったり、起動するまでに時間がかかったりするケースが見受けられるようになった。

スマートデバイスの利用と課題

これらを解決するソリューションとして新しいデバイスとして加わったのが、iPadやAndroidタブレットのようなスマートデバイスである。タブレット型の端末はバッテリー駆動時間が比較的長く、長時間の外出が必要な営業部門にとっては便利であるとともに、軽量で電源投入後すぐに利用できる状態になっている。インターネット接続と豊富なアプリケーションの品揃えによって企業の業務システムへも少しずつではあるがアクセスできる環境が整い、営業の機動力を高めているのは間違いない。

しかし、iPadやAndroidなどのタブレット端末は、営業が必要とする業務のすべてをサポートしてくれるわけではない。メールやスケジュールの調整、Webサイトの閲覧だけが仕事ではないのである。見積書の作成、提案資料の作成、過去の資料やメールの検索はきわめて重要な仕事であり、高い生産性を求められる。

また、企業情報システムのすべてがタブレット端末やスマートフォンで利用できる状態ではない。クライアントサーバー型の情報システムも未だに存在しているのは事実で、特にバックオフィス系のシステムであればあるほどWebブラウザによるアクセスができないばかりか、スマートフォンやタブレット型端末には全く対応していないことが多い。結果、営業部門では、パソコンを持ち歩くと同時に、タブレット端末やスマートフォンまで持ち歩くという状態になってしまうのではないだろうか。

軽快さがウリの営業であったとしても、これ以上コンピュータ関連の荷物が増えるのでは、そのウリのフットワークも発揮できそうにない。

デスクトップ仮想化

「デスクトップにいつでも接続できる環境だけ」持ち出してみる

では、「デスクトップにいつでも接続できる環境だけ」を持ち出してみてはいかがだろうか?
つまり、企業情報システムもパソコンやタブレット端末もそのままでかまわない、そのままの状態からいつでも同じ自分のデスクトップに接続できる環境が約束されたらどうだろうか。Citrix XenDesktopはそんな環境を実現してくれるクラウド型のデスクトップ環境だ。

デスクトップを構成するすべてはデータセンターに存在する。データセンター内では、デスクトップのイメージはもちろん、その上で動作するアプリケーション、アプリケーションの基盤であるOS、ファイルなどがすべて集中管理されているのである。OS、ファイル、アプリケーション、デスクトップの画面構成などすべてがデータセンター内に存在し、あとは身近なデバイスからそのデスクトップ画面を読み出すだけなのである。この身近なデバイスとは、従来から営業部門が持ち歩いているパソコンそのものでかまわないし、新しいタブレット型端末でもかまわない、もちろんスマートフォンでもかまわない。操作性や画面の大きさを重視するならば、従来のパソコンやタブレット端末がいいだろう。あとはインターネット接続を使って、それらの身近なデバイスからデスクトップ画面を呼び出すだけなのである。

今まで自分のパソコンに入っていたすべてがデータセンター内にあるにもかかわらず、今までと同じようにデスクトップ画面が表示され、営業活動を行うことができるのだ。そこではクライアントサーバー型の情報システムもさくさくと動作している。その理由は、手元の身近なデバイス上では画面表示を行っているだけであり、アプリケーションそのものはすべてデータセンター内で動作をしているからである。とすると、さらに軽量なパソコンやいわゆるシンクライアントと呼ばれるタイプのパソコンでもかまわない。もしかしたら、今時のタブレット型デバイスよりも、超軽量パソコンのほうが安いかもしれない。とすると、営業部門のコスト削減にも寄与することができる。

さらには、「デスクトップを持ち出す」といってもアプリケーションはもちろん、データを含むファイルなどは持ち出すことがないため、セキュリティ対策としても万全である。今一度、機動力を高めるためにデバイスを追加するという選択の前に、デスクトップのクラウド型による機動力とセキュリティ、管理性を高める選択Citrix XenDesktopを検討してみてはいかがだろうか?