VMware Mirage

 掲載された製品概要は、ホワイトペーパー「デスクトップ仮想化製品(VDI)徹底比較 (2013年版)」より抜粋した情報です。
製品の詳細情報や比較情報などの詳細は以下よりダウンロードください。
ホワイトペーパー:デスクトップ仮想化製品(VDI)徹底比較 (2013年版)

概要

VMware Mirage を使用すると、IT 部門が中央で一元的に物理デスクトップ、ラップトップ、仮想マシンをリモート管理しながら、エンドユーザーはそれらのデバイスのローカルなパワーのすべてを利用し続けることができます。

Mirage は、Mirage クライアント (ハイパーバイザーは含まれない) がインストールされたすべてのエンドポイントのデータセンターに、仮想コピーを集約します。Mirage はデータセンターとデバイスを同期し続けますが、エンドユーザーはそのエンドポイントをオンラインやオフラインで、いつでもどこでも使用することができます。IT 部門がそれらのエンドポイントを全て中央化すると、リモートディザスターリカバリー、ハードウェアのリフレッシュ、Windows 7 のマイグレーション、単一イメージ管理が実行できるようになります。それらに加え、Mirage はストレージ内とネットワーク転送中の両方において重複排除を行うことにより、WAN 経由で優れた性能を発揮する設計となっています。Mirage はローカル実行の力と永続的なエンドユーザーパーソナライゼーションとの組み合わせにより、中央化とVDI 管理性の利便性を提供しています。

 

アーキテクチャ

エンドポイントをMirage サーバーに中央化するのは、単純に2 Megabyte Mirage client (ハイパーバイザーは必要ありません) をインストールするだけで可能です。インストールされると、Mirage ソフトウェアがWindows サービスレベルで実行されます。つまり、エンドユーザーのエンドポイントは完全に機能するWindows エンドポイントのままだということです。

vmware mirage

インストールが行われると、Mirage はそのエンドポイントの完全なコピーを中央に集約します。そこには、オペレーティングシステム、インストールされたアプリケーション、ユーザーファイル、ユーザープロファイルといった、すべてが含まれます。エンドポイントがオンラインの間は、そのエンドポイントすべてが継続的にデータセンターと同期し続けますが、エンドユーザーはそのエンドポイントをオンラインまたはオフラインでいつでも使用できます。ユーザーが再び接続すると、Mirage はすべての変更を同期します。The entity that Mirage が各エンドポイントをデータセンターに集約し続けるこの統一体は、CVD (Centralized Virtual Desktop) と呼ばれます。加えて、 Mirage の最適化された重複排除が、ストレージとネットワークの必要量を低く抑えます。

vmware mirage

Mirage クライアントがエンドポイントにインストールされると、Mirage はエンドポイントを6つの論理レイヤーに分割します。Mirage はそのエンドポイントを操作しませんが、代わりにそれらの論理レイヤーを同エンドポイントにおける、よりおおまかな実行に使用します。6つの論理レイヤーは以下の通りです。

1. ユーザーデータおよびセッティング
2. ユーザーがインストールしたアプリケーション
3. マシンアイデンティティレイヤー
4. デパートメントアプリケーション
5. オペレーティングシステムおよびコアシステムアプリケーション

6. ドライバーライブラリー

下3つのレイヤー (図中オレンジ色) は一般レイヤーで、中央で管理され、IT を通してユーザーのエンドポイントにプッシュされます。上3つ (図中青色) のレイヤーはユーザー主体で、IT から提供されたレイヤーによって上書きされません。6つのレイヤーはすべて、継続的にデータセンターと同期します。

 

利点

• 提供されたインフラストラクチャー内における、完全なデスクトップインスタンスの中央制御
• ユーザーデータとカスタマイズを保持しながら、オフライン使用をフルサポート
• 単一イメージ管理: データセンター内のシングルベースレイヤーをアップデートし、関連するエンドポイントがネットワークに接続すると、完全なイメージを自動的に同期する
• ユーザーがインストールしたアプリケーション、データ、設定を上書きすることなく、リモートブレイクフィックスや企業コンプライアンスに適したベースレイヤーを強制する
• ユーザーがインストールしたアプリケーション、ユーザーデータ、ユーザープロファイルといった完全なユーザーのデスクトップイメージを、あらゆるモデルの代替デバイスに素早く再現する。
• Mirage を使用して、ユーザーカスタマイズとデータを保存しながら、デスクトップの問題を解決するために再イメージングと高速スナップショットの回復を行う
• エンドユーザーが、セルフサービスとファイルレベルのレストアにより、以前のバージョンのファイルと削除ファイルを復元できるようになる
• データ、スナップショット、運用履歴を長期間にわたって保持するために、CVD がアーカイブを行う
• ストレージ利用とアプリケーションインベントリのレポートを、Mirage から得られる
• ベースレイヤーのダウンロード計画を用いて、比較分析を実行する
• ユーザープロファイルとデータは保存しながら、Windows XP エンドポイントをWindows 7/8 に移行させる。マイグレーションは、クライアント側のインフラストラクチャーの必要なしに、WAN 経由での実行が最適化される

 

機能

• 物理/仮想デスクトップにおける、真の単一イメージ管理。全ての仮想/物理エンドポイントに対して単一イメージを作り、それらのエンドポイントで必要性が生じた場合、ドライバーライブラリーを利用してドライバーを管理します。これにより、ハードウェアに関わり無い、単一のイメージ管理ソリューションとなります。
• プロファイル管理: Mirage は、ユーザーデータと設定を、どこにでも設置されうる特定のレイヤーに保存します。このテクノロジーを使用して、Mirage はシンプルなプロファイル管理ソリューションを提供します。
• アプリケーションは3つのカテゴリーに分けられます。
• コアアプリケーション (Office、Acrobat reader など)
• 部門的アプリケーション (部門/グループ :ドローイングや、フィナンシャルアプリなど)

• ユーザーがインストールしたアプリケーション (ユーザーによって定義、インストールされたもの)

• セントラルオフプレミスデスクトップ/ラップトップ管理

VMware Mirage クライアントは、どんな場所でも、インターネットに接続している限りは接続と同期を行えます。同期は、ユーザーレイヤーがデータセンターに同期し返されるということですが、ベースイメージまたは中央管理されたアプリケーションに対する変更は、クライアントにも同期されます。

• オフラインデスクトップサポート: Mirage は、ネットワーク接続の必要なしに、ローカルでも実行できるソリューションです。デスクトップがManagement Environment に接続されると、データは同期されます。
• オフプレミスバックアップ/再生 : 中央に完全なイメージのコピーが集約されているので (高度に重複排除が行われる)、ユーザーワークスペースの完全なバックアップが存在します。これにより、高価なクラウドベースのバックアップサービスを利用せずに済みます。
• OS マイグレーションサポート: OS は単にレイヤーの1つなので、新しいOS への移行は新しいベースレイヤーをエンドポイント (もしくはエンドポイントの集合) に適用するだけで済みます。
• ハードウェアマイグレーションサポート: ユーザーのレイヤーに影響を与えたり失ったりすることなく、古いハードウェアから新しいハードウェアへの移行を素早く行えます。
• スナップショットベースのレストア: エンドユーザーのデバイスが壊れたときにはいつでも、IT が素早く簡単に、以前実行していたスナップショットを (ユーザーデータを失ったり上書きしたりすることなく) そのエンドポイントに送ることができます。その際、File Portal 機能を使い、Web ブラウザを通じて、リモートファイルアクセスを行います。