Red Hat Enterprise Virtualization for Desktops

 掲載された製品概要は、ホワイトペーパー「デスクトップ仮想化製品(VDI)徹底比較 (2013年版)」より抜粋した情報です。
製品の詳細情報や比較情報などの詳細は以下よりダウンロードください。
ホワイトペーパー:デスクトップ仮想化製品(VDI)徹底比較 (2013年版)

概要

Red Hat は、オープンソースソリューションの世界的なトッププロバイダーであり、S&P 500 企業にも選出されています。同社はノースカロライナ州Raleigh を本拠として、世界の65 ヶ国以上に支社があります。CIO 社はCIO Insight Magazine の調査において、エンタープライズソフトウェアにおいて価値を提供したトップベンダーの1 つとしてRed Hat を 6 年連続で選出しています。Red Hat は高品質で手頃な価格のテクノロジーを、同社のオペレーティングシステムプラットフォームであるRed Hat Enterprise Linux と共に提供しています。また同社は、このプラットフォームをRed Hat Enterprise Virtualization や、Jboss Enterprise Middleware のような仮想化、アプリケーション、管理、Services Oriented Architecture (SOA) などの各種ソリューションと組み合わせて提供しています。

Red Hat Enterprise Virtualization (RHEV) は、エンタープライズグレードのオープンソースサーバーおよびデスクトップ仮想化プラットフォームです。RHEV はKVM (カーネルベースの仮想マシン) のパワーと、各種のオープンソースコンポーネントを活用することにより、スケーラブルで高性能のソリューションを提供します。Red Hat のソリューションは、Windows およびLinux などのゲストシステムに対して本格的なプラットフォームを提供することで注目を集めています。2008 年に、RedHat がQumranet 社を買収した際に、Red Hat はSPICE ディスプレイプロトコルを取得し、2010 年にこのプロトコルを同社のソリューションに追加しました。このプロトコルにより、Red Hat は最新のRDP およびICA プロトコルに匹敵する成熟したディスプレイプロトコルを手に入れることになりました。SPICE は、双方向のオーディオ/ビデオ、完全なUSB サポート、マルチメディア処理のオフローディング、VM-ホスト密度の増加などをサポートします。

RHEV for Desktops のその他の重要な機能

• 検索ベースの管理
• デスクトップのプール化
• リンクトイメージ
• 迅速なプロビジョニング
• マルチモニタのサポート
• 高解像度 (フルHD、1920×1080)

Qumranet 社の買収に関して特筆すべきは、Red Hat が提供するソリューションとしては予想外に、同社のソリューションがよりMicrosoft 中心となったことです。また、同社が使用するライセンス構造は、通常使用されるものとは完全に異なっています。詳しくは、後述の「ライセンシング」の項を参照してください。

 

アーキテクチャ

Red Hat ソリューションは以下のコアコンポーネントから構成されます。

• Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor
• Red Hat Enterprise Virtualization Manager
• Red Hat Enterprise Virtualization Connection Broker (ソリューションに内臓)

• SPICE リモートディスプレイプロトコル

 

Red Hat Enterprise Virtualization

ライセンシング

Red Hat Enterprise Virtualization が使用する価格モデルは、VMware for vSphere 4 やMicrosoft for Hyper-V が使用する価格モデルとは異なっています。複数のプラットフォーム間でコストを正確に比較するためには、これらの価格モデルの違いを理解する必要があります。

通常、仮想化環境には、ハイパーバイザー、管理サーバー、管理エージェント、ゲストオペレーティングシステムという要素が存在します。これらの各要素に対して、前払いのライセンス料金や、保守およびサポートの加入料を考慮する必要があります。

Red Hat の製品はすべて、サブスクリプションモデルに基づいて提供されます。前払いのライセンス料は必要ありませんが、顧客が必要とするサポートレベルに応じて年間のサブスクリプション料を支払う必要があります。Red Hat Enterprise Virtualization for Servers のサブスクリプション費用は、管理ソケット (managed socket) の数に基づいて決定されます。1 つの仮想化ホスト上の管理ソケットごとに、1 件のRed Hat Enterprise Virtualization for Servers のサブスクリプションが必要となります。Red Hat Enterprise Virtualization for Servers をフルライセンスしている個々の仮想化ホストには、同製品に含まれているRed Hat Enterprise Virtualization Hypervisor (完全なRed Hat Linux カーネルをベースとしたベアメタルハイパーバイザー) を実行する権利が与えられます。Red Hat Enterprise Virtualization には、独立した管理エージェントは存在しません。