最大10時間の長時間バッテリーと法人向けの4Gモデルが魅力のChromebook

DSC_0209デル株式会社の提供するDell Chromebook 11は、使いやすくセキュリティ保護が簡単で、最大10時間のバッテリ駆動が可能です。Intel Celeronを搭載し、2GBのモデルの他に、法人向けを意識した4GBの製品も取り揃えています。その製品の特長や市場のニーズについて、同社のエンドユーザーコンピューティング統括本部でビジネスディベロップメントマネージャーを務める飯塚祐一氏に伺いました。

Dell クラウドソリューションのエンドポイントデバイス

dell_chromebook_22014年の11月から、日本で販売を開始したDell Chromebook 11は、Dell クラウドソリューションのエンドポイントデバイスとして、すでに米国では教育機関や企業に数多くの導入実績があります。その性能や特長について、飯塚氏は次のように説明します。
「セキュリティや管理性に優れ、Google Apps やクラウドを活用するといった Chromebook としての基本機能はもちろんですが、Dell Chromebook 11 は、軽量さと長時間バッテリーに加え、デルのプロフェッショナルサービスによって、衝撃故障対応へのアクシデンタル・ダメージオプションも提供します」
そんなDell Chromebook 11の主な特長は、11.6 インチの高解像度 1080p LCD 画面 (1366×768)に、第 4 世代のインテル® Celeron® 2955U デュアルコアプロセッサー (1.4GHz)を搭載し、正面搭載の 720p HD ビデオ Web カメラ、そして重さ 1.4 kg 未満に最大 10 時間のバッテリ駆動を実現しています。また、Bluetooth 4.0 と IEEE 802.11 のWi-Fi にも対応しています。本体は、墨色(Foggy Night)を基調に、すっきりとクリーンな外観で、広く平らな表面の縁をテーパー仕上げでスリム化し、薄さが際立つデザインになっています。コネクタ関係は、HDMIポートと2つのUSB 3.0ポートに、メディアカードリーダー、そしてヘッドホンとマイクコンボジャックを備えています。
OriginalJPG「日本で販売するモデルは、搭載メモリの違いで2種類を用意しました。主にWebブラウジングを中心としたライトな利用に適して、コストパフォーマンスに優れた2GBのモデルと、多くのタブを開いてヘビーに使う人に向けた4GBのメモリを搭載した機種を提供しています」と飯塚氏はモデルの違いを補足します。
日本向けに投入されたDell Chromebook 11は、キーボードが日本語仕様になっています。その配列は、すべての文字キーが同じサイズに揃っていて、英語もかなも入力しやすいデザインになっています。
「細かいことですが、電源ケーブルがデル製の他の多くの法人ノートパソコンと共通なのでオフィスにすでにデルの製品が入っていると、電源をやりくりできるのも便利だと思います」と飯塚氏は話します。

教育機関を中心に大量の導入実績

Dell Chromebook 11は、米国で多くの導入実績があります。その一例について、飯塚氏は2つの学校を例にあげます。
「米国のチェスターフィールド群にある公立学校では、3万2000台の導入例があります。また、オークランド統一学区でも8000台が導入されました。こうした大量導入の背景には、オバマ大統領が推進する学生向けIT環境強化策『ConnectED』イニシアチブによる後押しもあります。Chromebookは、単に低価格なだけではなく、管理コンソールで運用がシンプルかつセキュアに行える点も評価されました。なぜなら、Chromebookならば教室という固定的な場所に縛られずに24時間年中無休で利用できる学習環境を提供できるからです」
米国の事例では、タブレット端末の導入も検討されました。しかし、タブレットではキーボードを別途に調達する必要があり、コストが高くなってしまう上に、運用管理も煩雑になる懸念があったため、Chromebookに決まったといいます。
「日本でも教育機関からお問い合せは増えていますが、法人からの引き合いも多くなっています。最近では、Google Appsの利用を前提としたものだけではなく、仮想デスクトップでの活用を想定した相談も寄せられるようになりました。この分野では、シトリックスのXenDesktopやXenAppと組み合わせたソリューションの提案が必要だと受け止めています」と飯塚氏は日本のビジネス状況について話します。
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パートナー様との協業で、販売ルートを提供

「デルから、Chrome管理コンソールの提供ができないなどの理由もあり、Chrome管理コンソールを含めた法人向けの販売では、デルパートナーを介した 販売のみになります。
現在、法人のお客様もChromebookの性能や可能性を評価される方が多く、弊社へのお問合せも多数頂いておりますがブラウザ中心のWeb端末として希望されるお客様以外は、当社のパートナーを紹介しています」と飯塚氏は説明します。

「Chromebookを企業で採用するメリットは、コストパフォーマンスだけではなく、シャドウITの抑制といったセキュリティ面での効果も大きいと思っています。特にエンタープライズでは、シャドウITのリスクが高くなっているので、XenAppやXenDesktopによるWindowsやアプリケーションの仮想化に加え、アクセスに利用するデバイスをChromebookにすることで、より強固なセキュリティ対策になると提案できるのではないかと考えています」と飯塚氏は企業に向けた今後のニーズと展望について語りました。