CloudStackを試そう Hadoop環境構築編

CloudStack Step by Step 第5回

前回まででCloudPlatformの主要な構築は終わりました。今回は構築したクラウド環境にHadoop環境を構築します。

Hadoop環境構築の流れ

Hadoop環境を構築するにあたり、Ubuntu12.04がインストールされたVMを管理ノード用1台、計算ノード用3台の合計4台作成します。Hadoop環境の構築にはCloudera社のCloudera-Managerを利用します。構築は以下の流れで行います。

  1. Ubuntu12.04のVMテンプレートの作成
  2. テンプレートから4台の仮想マシンを作成
  3. 作成した仮想マシンの1台でCloudera Managerを実行し、Hadoopクラスタを構築
  4. 構築したHadoop環境の動作テスト

それでは、次の章からHadoopクラスタの構築を始めます。

Hadoopインストール用仮想マシンの準備

それでは、まずHadoopクラスタを作成するためにUbuntuのVMテンプレートを作成します。まず、前回の記事の手順でUbuntu 12.04 Server amd64のISOイメージをCloudPlatformに追加します。ISOイメージのダウンロードとCloudPlatformへの登録が完了したら、UbuntuのISOイメージからVMを作成します。インスタンス作成時のパラメータは以下のようにします。

ISOまたはテンプレートの選択 ISO
ISOイメージの選択 Ubuntu 12.04 Server amd64
コンピューティングオファリング Medium Instance
データディスクオファリング 20GB
アフィニティ なし
ネットワーク Default
名前 ubuntu-1204-template

VMが起動したら、インスタンスの詳細タブにアクセスし、「コンソールの表示」ボタンをクリックしてWebUIからインスタンスの画面にアクセスします。Ubuntuのインストール自体は通常のインストールと同様です。今回のインストールではユーザ名にcloudを設定し、インストールするソフトウェアを聞かれる段階では「OpenSSH Server」を選択しました。

Ubuntuのインストールが終了してVMが再起動したら、インスタンスの詳細タブからISOをデタッチし、次のコマンドを入力してパッケージをアップデートします。

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get -y dist-upgrade

$ sudo reboot

アップデートができたら、一度VMをシャットダウンし、前回紹介した手順でVMのテンプレートを作成します。今回は「ubuntu-1204-template」という名前でテンプレートを作成しました。