CloudStackを試そう セットアップ編

CloudStack Step by Step 第3回

前回はXenServerとCentOSを使用してCloudPlatformの動作に必要なサーバのセットアップを行いました。今回は構築したクラウド環境にアクセスしてクラウドのセットアップを行います。

CloudPlatformのWebUIへアクセス

Windows7のアクセス端末を起動してブラウザを起動し、http://192.168.1.21:8080/client にアクセスすると、CloudPlatformのログイン画面が表示されます。初回ログインではユーザ名はadmin、パスワードはpasswordに設定されています。ドメインは空のままでかまいません。ログイン後、EULAが表示されるので、同意して次に進みます。その後、基本インストールを続行するかどうかを聞かれますが、今回はより柔軟性のある拡張ネットワーク構成でクラウドを構築するため、「CloudPlatformを使用したことがあるので、このガイドをスキップする」をクリックし、CloudPlatformのダッシュボードに移動します。

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クラウドのセットアップ

まずはCloudPlatformの基本設定を行います。左側のメニューから「インフラストラクチャ」→「ゾーン」へと移動し、右上の「ゾーンの追加」ボタンをクリックします。ゾーンの追加ウィザードが表示されるので、下表のパラメータを参照してウィザードを進めます。この章では、下図のように仮想ルータ(VR)でユーザのネットワークが仮想的に分離されたネットワーク構成になります。

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ゾーンが作成されたら、ゾーンを有効にします。ゾーンが有効になると自動的にSecondaryStorage VMとConsoleProxy VMの2つのシステムVMが起動します。「インフラストラクチャ」→「システムVM」で起動状態を確認できます。
SecondaryStorage VMではセカンダリストレージに格納されているインストールCDのイメージやVMのスナップショット、テンプレート等にアクセスするために必要なサービスを提供します。ConsoleProxy VMはWebUIからVMの画面にアクセスする際のプロキシサーバになります。各VMの名前をクリックすると、VMの停止や再起動、破棄といったVMの管理が行えます。

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SecondaryStorage VMが起動すると、CentOSのVMテンプレートが自動的にダウンロードされます。「テンプレート」→「CentOS 5.6(64-bit) no GUI (XenServer)」をクリックすると、ダウンロードの進捗が確認できます。準備完了欄がYesになったら、テンプレートのインストールは終了です。もし、5分程度経過してもテンプレートのダウンロードが進まない場合は、SecondaryStorage VMの再起動を行うとダウンロードが進むことがあります。