【XenDesktop 7.5インストール編】- XenDesktop のインストール –

最新XenDesktop7.5を触ってみよう 第2回

【XenDesktop 7.5インストール編】

前回はHyper-VとSCVMM環境の構築について説明しました。
環境を整えたら早速XenDesktop 7.5(以降XenDesktop)のインストールに移りたいと思います。XenDesktopのインストール後、まずはベーシックな「ユ—ザー占有型」の仮想デスクトップ環境を作る手順について解説します。後半はMCS(Machine Creation Service)を利用した仮想デスクトップの多数展開についての手順を解説します。

XenDesktopのインストール

それでは早速XenDesktopをインストールしましょう。Hyper-V環境でMachine Creation Serviceを利用してVMの多数展開を行うには、SCVMM 2012以降のバージョンをインストールした環境にDelivery Controllerをインストールする必要があります。仮想マシンは別途構築したHyper-Vホスト上に展開します。

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図1 構築する構成

(1) XenDesktopのインストールメディアをSCVMMをインストールしたサーバーに挿入します。
(2) DVDをダブルクリックしてインストーラを実行します。
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(3) XenDesktopのインストールを実行します。
(4) インストール開始画面が表示されたらXenDesktop(2番目)の「開始」ボタンをクリックします。
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(5) XenDesktopコンポーネントのインストール画面です。左の「Delivery Controller」をクリックします。
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(6) 「ソフトウェアライセンス契約」が表示されたら内容を確認し「同意する」を選び「次へ」ボタンをクリックします。
(7) 「コアコンポーネント」の選択画面が表示されたら、インストールしたいコンポーネントを選択して「次へ」ボタンをクリックします。
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(8) SQL Serverがインストールされている場合は追加インストールの画面はスキップされます。今回はSCVMMサーバーの導入のさいに別途インストールしたSQL ServerをXenDesktopでも利用します。
(9) 「ファイアウォールの設定」はデフォルトのまま、「次へ」ボタンをクリックします。
(10) 「概要」ではこれまでの設定を確認し、問題なければ「インストール」ボタンをクリックします。XenDesktop 7.5のインストールが始まります。インストール開始から終わりまでは最大60分程度かかります。
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以上でインストールは完了です。「完了」ボタンをクリックするとDesktop Studioを起動できます。
次にDesktop Studioを使って、XenDesktopの環境を構成しましょう。

XenDesktopの初期構成

XenDesktopのインストールが完了したら、仮想デスクトップの構成をするため、Citrix Studioを起動してください。「Citrix Studioへようこそ」画面が表示されます。

(1) ようこそメニューから「アプリケーションとデスクトップをユーザーに配信する」をクリックします。
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(2) 「サイトのセットアップ」ウィザードが起動します。「すべての構成を含む、実務環境用サイト(新規ユーザー向け)」を選択し、サイトの名称を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
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(3) XenDesktopの構成データを格納するデータベースとデータベース名を入力して「接続テスト」ボタンをクリックします。
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項目 設定内容
データベースサーバーの場所 SQL Serverがインストールされたサーバーを指定
(例)SCVMM
データベース名 データを格納するデータベース名を指定
(例)CitrixMyXenDesktop75
xendexktop75_image047 データベースは予め作成したものを指定することもできますが、データベースサーバーに指定したデータベースがない場合、Citrix Studioの完全展開ウィザードにより新しいデータベースが作成されます。

(4) 「データベースに接続できませんでした」というメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックします。「すべてのデータベース接続テストをパスしました」というダイアログが出ることを確認します。
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(5) ライセンスサーバーの設定を行います。ライセンスの構成はあとから行うこともできますので、「信頼済みサーバーに接続しました」というメッセージが出ていることを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
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(6) ハイパーバイザーへの接続に関する設定を行い、「次へ」ボタンをクリックします。
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入力項目 設定内容
接続の種類 Microsoft System Center Virtual Machine Manager
接続アドレス FQDNでvCenter Serverのフルコンピューター名を入力
(例)scvmm.vdi.example.com
ユーザー名 ドメインの管理者アカウントを指定
(例)VDI\Administrator
パスワード 上記アカウントのパスワード
接続名 識別できる接続名を設定
仮想マシンの作成ツール Studioツール(Machine Creation Services)

(7) 「リソース」画面ではXenDesktopのコントローラと接続するハイパーバイザーを識別するリソースの名前とクラスターを選択します。ハイパーバイザーが一台のホストの場合はホストを選択して「OK」ボタンをクリックします。
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(8) ホストを選択すると、ホストの仮想ネットワークが表示されますので、仮想マシンに割り当てる仮想ネットワークを選んで「次へ」ボタンをクリックします。
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(9) 「ストレージ」画面では、仮想マシンに割り当てるストレージと、Personal vDiskの場所を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
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(10) 「APP-V公開」画面は”いいえ”を選んで「次へ」ボタンをクリックします。
(11) 「概要」画面でこれまでの設定を確認して「完了」ボタンをクリックします。
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以上で初期構成は終了です。次に一旦Citrix Studioから離れて、XenDesktop で利用する仮想デスクトップ用のWindows 8.1を準備します。