XenDesktop 7を5,000ユーザーに拡張する – アーキテクチャ 解説その1

Citrix Solutions Lab検証済み ソリューション設計ガイド(第二回)

この記事では、マルチブランチ環境で5,000人の仮想デスクトップユーザーを展開してサポートするためにCitrix Solutions Labで作成した環境について説明します。

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ソリューションアーキテクチャ

次の図は、Citrix XenDesktopテスト環境のアーキテクチャを示しています。ここでは、テスト環境に展開した各コンポーネントについて詳しく説明します。

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ユーザーおよびサイト

本社(4,020人のユーザー)
本社のサイトには、システムおよびデスクトップイメージを集中管理できる仮想デスクトップサービスが必要でした。本社のユーザーは主にタスクワーカーで、3,020個のホスト共有デスクトップ(Hosted Shared Desktop)と1,000個のランダムVDIデスクトップ(Random VDI Desktop)が割り当てられています。

大規模支社(600人のユーザー)
大規模支社のユーザーには、データセンター内の仮想デスクトップへのセキュアな高速リモートアクセスが必要でした。これらのユーザーは主にエンジニアリングスタッフで、静的VDIデスクトップ(PvD使用)(Static VDI Desktop with PvD)が割り当てられています。

小規模支社(120人のユーザー)
小規模支社のユーザーにも、データセンター内の仮想デスクトップに対するセキュアな高速リモートアクセスが必要でした。これらのユーザーは主に営業スタッフと管理スタッフで、ホスト共有デスクトップが割り当てられています。

リモートアクセス(840人のユーザー)
リモートユーザーにセキュアなリモートアクセスを提供するためにAccess Gatewayを採用しました。これらのユーザーにはさまざまなスタッフが含まれており、400個のホスト共有デスクトップと、440個の静的VDIデスクトップ(PvD使用)が割り当てられています。

ユーザーの内訳

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デスクトップの内訳

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デスクトップの種類の割合は、お客様からの情報に基づいて決定されました。大半のお客様は、多くのホスト共有デスクトップをユーザーに展開しています。これは、ユーザーのニーズが比較的単純であるためです。より複雑な作業を行うタスクワーカーには、ホスト共有デスクトップの代わりにランダムVDIデスクトップを割り当てています。また、デスクトップのカスタマイズが必要な高いレベルのタスクワーカーには、個人用設定が保持されるように静的VDIデスクトップ(PvD使用)を割り当てます。特定のデスクトップを割り当てる代わりに静的VDIデスクトップ(PvD使用)を使用することで、TCOを抑えながらデスクトップのカスタマイズのニーズに対応できます。