最新版 XenDesktop 7.1 徹底検証 サイジングレポート

インタビュー 仮想アプリケーション/仮想デスクトップ起動および利用時のユーザーの満足度の最適化に向けて

日本電気株式会社(以下、NEC)は、最新版Citrix XenDesktop 7.1のサイジング指標を整理する目的で、ベンチマークテストを実施いたしました。このベンチマークに関する取り組みについて、NECでシトリックス案件の技術的なサポートを行うITプラットフォーム事業部 基盤ソフト統括部 シンクライアントグループのマネージャ 小柴 国博 氏(以下、小柴氏)主任 中野 彰郎 氏(以下、中野氏)氏にお伺いしました。

インタビューア:NECとシトリックスとのアライアンスについてお聞かせください。

NEC

ITプラットフォーム事業部
基盤ソフト統括部
シンクライアントグループ
マネージャ
小柴 国博氏

小柴氏:シトリックス製品の認定システムインテグレータであるNECとシトリックスとの歴史は古く、2000年にMetaFrame(現XenApp)を取り扱うところから始まりました。今では数多くのお客様にシトリックス製品をご利用いただいております。

インタビューア:どのようなお客様にシトリックス製品をご利用いただいているのですか?

小柴氏:NECは、中堅・中小企業から官公庁、大企業にいたるまで多くのお客様と取引をしております。規模や業種・業態を問わず最近ではシンクライアントやワークスタイルの多様化への対応といったご要望を多くいただいており、シトリックス製品を基盤としたソリューション提案をさせていただいております。以前に比べてその導入範囲もアプリケーションの一部で利用するシステムから、全社導入へと大規模化してきています。

インタビューア:今回、XenDesktop 7.1の検証を行なった背景をお聞かせください。

小柴氏:デスクトップ仮想化やアプリケーション仮想化は、サーバー側に負荷がかかるシステムです。手元にあるデスクトップPCの処理のほぼ全てがサーバー側に移行すると言っても過言ではありません。デスクトップ仮想化のシステムを利用した時に、今まで手元で行なっていた処理よりも遅くなったり、使い勝手が悪くなったりと生産性が落ちるようでは本末転倒な話になりかねません。また、XenDesktop7から内部アーキテクチャーが大幅に改良されています。そこで、NECとして動作要件の確認と新アーキテクチャーの評価をしておく必要があったため、本検証を計画しました。

インタビューア:今回の検証のポイントをお聞かせいただけますか?

中野氏: デスクトップ仮想化では、一般的にサーバーの集約率などを検証するケースが多いのですが、システムが大規模化してきますとその前にログオンストームの問題が顕在化してきます。ログオンストームとは、たとえば朝の業務開始時間帯に社員が出社してきたときに仮想デスクトップへの大量のログオンが集中することを指します。この時のシステムへの負荷の大きさとパフォーマンスへの影響が大きくなりやすいということが今までの実績、経験からわかってきました。今回、私たちがお客様のデスクトップ仮想化提案をサポートさせていただく中で、現実的に陥りやすい部分での検証を行なったことがポイントだと思います。

インタビューア:具体的にどのような検証を行なったのですか?

中野氏:XenDesktop 7.1環境での最初の検証として、お客様の実運用を想定し、NECのログオン自動化ツールを利用して400ユーザーが一定時間内にStoreFrontからログオンを行うことでログオンストームを発生させ、StoreFrontおよびDelivery Controllerサーバーの負荷状況を測定し、スループットの限界を算出しました。このような負荷をかけるツールは他にもありますが、ログオン集中化に特化したツールをNECで準備しました。このように検証内容に応じて適材適所でツールを利用するのも一つのポイントと言えます。

Express5800/R120d-2Mのハードウェアスペック

CPU 2CPU×8コア(2.60GHz)
Intel Xeon プロセッサー E5-2670
※Hyper-Threadingなし
メモリ 64GB
ディスク 146.5GB×4(SAS15,000rpm)
備考 RAID1+0、NIC 1Gbps×2

image013

 

XenDesktop Delivery Controllerサーバーの仮想マシンスペック

仮想CPU数 4または8
仮想メモリ 48GB
仮想ディスク 40GB
仮想NIC 1Gbps×1
OS Windows Server 2012 R2 Standard

インタビューア:結果はいかがでしたか?

NEC

ITプラットフォーム事業部
基盤ソフト統括部
シンクライアントグループ
主任 中野 彰郎 氏

中野氏:XenDesktop 7.1は、多くの機能強化がされていますが、充分な性能があることがわかりました。また、お客様へのご提案時の指針となるハードウェアスペックなどがわかりましたので、ログオンストーム時に問題が発生しない提案ができると考えております。これらの結果はホワイトペーパーにまとめましたので是非ご活用ください。

※今回、NEC様ご協力のもと特別に検証結果をまとめたホワイトペーパーがダウンロード可能です。ぜひこの機会にご確認ください。

インタビューア:今後の検証に関してお聞かせいただけますか?

小柴氏:今回はStoreFrontやDelivery Controllerサーバーで課題となるログオンストームの検証に関してご紹介しました。もちろんそれだけでは、快適なデスクトップ仮想化環境は構築できません。次回は、実際にログインした後にユーザーが日々の業務で利用する際に検討するべきポイントに関しての検証をご紹介したいと思います。

インタビューア:ありがとうございました。
小柴氏、中野氏:ありがとうございました。

ホワイトペーパー

最新版 XenDesktop 7.1 徹底検証 サイジングレポート
第一弾 Citrix XenDesktop7.1 Delivery Controller サーバのパフォーマンスレポート

第二弾 Citrix XenDesktop7.1 Virtual Delivery Agent(サーバベース)のパフォーマンスレポート