検証概要と環境について

検証から学ぶVDIストレージ選定 (第2回)

前回の検証から学ぶVDIストレージ選定 (第1回)ではストレージの種類や固定ストレージと共有ストレージ、RAIDなどのストレージの基礎について解説いたしました。第二回では今回行う検証の概要についてと、構築した環境について、そして検証に利用したストレージ NetApp FAS2240について解説します。

検証環境について

今回検証に利用した構成は以下のサーバーとストレージです。

ホスト/ストレージ

XenDesktop Controllerホスト 機種 Dell PowerEdge R620
CPU: Intel Xeon E5-2690(8Core/16Threads)
メモリー: 32GB Memory
RAIDコントローラー: Dell PERC H310 Adapter
仮想デスクトップホスト 機種: Dell PowerEdge R815
CPU: AMD Opteron Processor 6276(16Core x 4P)
メモリー: 320GB Memory
RAIDコントローラー: Dell PERC H700 Adapter
ローカルストレージ: SAS 10k 600GB x 3 RAID5
外部ストレージ機種: NetApp FAS2240
他: Active Directory / DHCP

 

以上の環境にXenDesktop 5.6を構築し、ローカルストレージ上とNetAppストレージ上に仮想デスクトップを構築した場合の性能について調査しました。

  • 仮想マシンの起動に要する時間
  • ゲストOSが利用できるまでに要する時間
  • ゲストOSのシャットダウンに要する時間

サーバーの仮想化と異なり、デスクトップの仮想化では多くの仮想マシンを一つのホストで稼働します。今回の検証では、VDIを導入した企業において始業により多数のユーザー が仮想デスクトップにアクセスするのを想定して、多数の仮想マシンを同時起動した場合 に要する時間をローカルストレージと専用ストレージでどれくらいの差が出るか比較・検証しました。またそれと同時にシャットダウンに要する時間についても調査しました。

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