XenDesktop 7 簡単チューニング(基礎)

デスクトップ仮想化のチューニング

XenDesktop仮想デスクトップをチューニングしてみよう!

仮想デスクトップ環境を更に快適にするためのパフォーマンスチューニングについていくつか取り上げたいと思います。

一般的にWindows OSのパフォーマンスチューニングというと、不要なサービスを自動起動させないように設定したり、レジストリ値を変更してパフォーマンスチューニングを行うということは誰しも一度はやったことがあると思います。仮想デスクトップ環境においてもこのパフォーマンスチューニングは有効です。

仮想デスクトップの台数が少数であればそれぞれの環境をいじってチューニングすれば良いですが、台数が多くなればなるほどパフォーマンスチューニングするために不要なサービスを落としたりレジストリ一つ設定変更するのも大変です。特にレジストリは文字を一文字間違えるだけで致命的です。それではどうすればたくさんの仮想デスクトップに対してパフォーマンスチューニングできるのか、簡単にですがご紹介しましょう。

Active Directoryのグループポリシーを利用する

一番確実なのはグループポリシーを使うという方法です。VDIの環境構築では仮想デスクトップと各種サーバーはActive Directoryによって管理されていますので、グループポリシーを使ってある程度のパフォーマンスチューニングを行うことができます。例えば仮想デスクトップに接続した時の電源ボタンの初期設定はシャットダウンですが、これをログオフしたり切断に設定することが比較的簡単にできます。

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図 1 スタートメニューの設定

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図 2 電源ボタンのデフォルトの定義

また、ブラウザとしてInternet Explorerを使っている場合は、この初期設定について変更することができます。仮想デスクトップにとってブラウザのスムーズスクロール効果はパフォーマンスに大きく影響をあたえるため、ここでオフにしておくとスクロール効果がオフになり、体感パフォーマンスが向上します。

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図 3 利用中のIEのバージョンにあった設定を追加する

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図 4 クライアントでIEの設定をする感覚で初期設定可能

Windowsの電源設定についても考慮する必要があります。最近のWindowsは電源設定のデフォルトはバランスに設定されています。バランス設定はフィジカルなPCで動かした場合にパフォーマンスと省エネ性能のバランスがとれた状態でシステムを稼働することができますが、仮想化した場合はパフォーマンスを考慮して「高パフォーマンス」に設定することをおすすめします。

 

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図 5 操作は「更新」を設定

特定のレジストリ設定をすべての仮想デスクトップやサーバーに設定することもできます。

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図 6 レジストリはウィザードで構成することも手動定義することも可能