Citrix ShareFile とは

あらゆるデバイスに対応したクラウドベースの企業向けデータ共有ソリューション

2013年6月、シトリックス社は企業向けデータのモバイル対応とセキュリティを両立したクラウドベースのオンラインストレージサービスを2013年7月10日から販売を開始すると発表しました。本記事ではCitrix ShareFileの概要をご紹介します。

個人はDropBox??、企業はShareFile

現在、さまざまな企業が企業向けにオンラインストレージサービスを提供しています。例えばDropBoxやSugarSync、Apple iCloudなどその数は豊富です。読者の皆様もお使いになった事があるのではないでしょうか?
これらのサービスはデスクトップPCのみならずiPhoneやiPad、Androidといったスマートホンやタブレットなどからも利用しやすく個人の情報保管場所として非常に使い勝手が良いことは間違いありません。

しかし、その一方でこれらのサービスは個人を対象としたものが多く、もし利用者がPCから企業の重要なデータをオンラインストレージ上に保存した場合には、セキュリティ上大きな脅威であることは容易に想像がつくのではないでしょうか。

DropBoxのような使い勝手と企業情報システムに必要なセキュリティを両立したオンラインストレージサービス、それがCitrix ShareFileです。

 

最大の特長はStorageZonesアーキテクチャー

企業にとって従業員が生成したドキュメントは非常に重要です。
この重要なファイルを社外のクラウドサービスに委ねるのは不安だという日本企業が多いのも確かです。
ShareFileでは、StorageZonesという考え方を採用しデータの保管場所を自由に選択できる特長があります。例えば情報保管エリアとして標準ではShareFile が提供するクラウド上のストレージエリアを利用します。しかし、それでは不安だという企業にとっては、保管エリアをオンプレミス環境のNASストレージ上に設定することもできるのです。それ以外にもStorageZonesとしてMicrosoft SharePointやMicrosoft Windows Azureなど豊富なオプションを用意しています。これらは複数のStorageZonesを組み合わせ使う事も可能になります。
ShareFile

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強固なセキュリティと完全な監査証跡

ShareFileは、企業利用を想定しあらかじめ強固なセキュリティ設計に基づいて提供されます。ShareFileでは、ネットワーク接続はSSL通信が標準で提供されます。また、ShareFileにアップロードされたデータは、すべて自動的に暗号化されて保存されます。そしてアクセス制御の観点では、フォルダ毎にアクセス可能なユーザーやグループ設定が可能であるだけでなく、ユーザー管理をActive Directryと連携することも可能です。
また、従業員のモバイルデバイスなどの紛失時にはリモートワイプの機能を提供することでデータを安全に守るのです。さらにはコンテンツ管理の機能も充実しておりコンテンツに有効期間を設定する事も可能です。

さらにShareFileにはデジタルフォレンジックに有効な全ての操作において監査証跡を取得しているという特長があります。これにより不正アクセスや機密情報漏洩などコンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に、原因究明や捜査に必要なログを収集・分析することで対象を特定出来るだけでなく、この機能を事前に通知することで抑止効果も得られるのです。

 

最高のエクスペリエンス

ShareFileは、Webブラウザを利用したアクセスはもちろんのこと、WidnowsやMacにShareFileの共有フォルダを作成することも可能です。この共有フォルダにファイルをドラッグ&ドロップすれば、自動的にShareFileにファイルはアップロードされ、同じオンラインフォルダを共有しているユーザーのデスクトップにも、新しいファイルが追加されます。これらの使い勝手はDropBoxと同じであると言った方が説明はいらないかもしれません。

ShareFile

 

またデスクトップPCのみならずiPhoneやAndroid、iPadといったモバイルデバイス端末においても最適化された最高のエクスペリエンスが提供されています。ただ単純なファイルの閲覧だけでなく、Microsoft Officeファイルの編集やPDFファイルの注釈やサインなど非常に便利な機能もShareFileには搭載しています。
これにより、いつでも、どこでも、どこからでも企業内のデータにセキュアアクセスが可能なためビジネスチャンスを逃すことはなくなるのです。

 

ShareFile

ShareFile

 

大容量ファイルを送る時にメール添付や宅ファイル便は使わなくても良い

ShareFileでは、非常に便利な機能としてMicrosoft Outlook用のプラグインが提供されています。容量の大きな添付ファイルを自動的にShareFileにアップロードし、メールの受信者にはダウンロード用のURLのみをメールに挿入することで、簡便な受け渡しを実現します。これによりストレージ容量を最適化するだけでなく最新ファイルが複数に分散されることも防げます。

この機能は社内メールに止まらないことも非常に便利な点の一つです。よく取引先企業の受信メールサーバーで扱えるファイルサイズの制限により大容量ファイルを添付するとエラーとして戻ってくる場合があります。このような場合でも宅ファイル便やfirestorageなどのサービスを利用する必要はありません。社外の方もパスワード保護されたURLにアクセスすることでファイルをダウンロード出来るため大きなファイルであっても柔軟な受け渡しが可能になります。

 

まとめ

北米で既に販売が開始されているShareFileは、セキュリティや利便性の高さから既に多くの企業での実績をあげています。米国ではPepsiやNIKE、MetLife、通信キャリアのT-Mobileなどの大企業での採用が加速しています。ShareFileは、真のBYODの実現に向けて必須のソリューションと言えるのではないでしょうか。またXenMobile Enterprise EditionにはShareFileのライセンスが含まれるため、モバイル環境でのデバイス、アプリケーション、データの統合的な統制を実現したい方はXenMobileのご検討をお勧めいたします。

 

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