Citrix Provisioning Servicesによる配信(1)

VMware ESXi + XenDesktopで始めるデスクトップ仮想化入門(第6回)

これまでXenServerにインストールした仮想マシン(Windows7)にWeb Interfaceからアクセスするというスタンダードな仮想デスクトップ環境を作成しました。

XenDesktop

 

今回はCitrix Provisioning Servicesをつかって、プロビジョニングした仮想デスクトップ環境を作ります。図解すると以下のような形の構成です。

XenDesktop

 

今回行なうことは以下の通りです。

 

 

■DHCP環境の構築編

1.既存のDHCPサーバーを停止

2.Active Directoryに役割「DHCPサーバー」を追加

3.DHCPサーバーの構成を変更

 

■マスターイメージの用意編

4.Windows7をインストール

5.DHCPでIPを取るように設定

6.Windows7をADに参加

7.Windows7にVDA(Citrix Receiver)を入れる

8.Desktop Studioに登録してVDIアクセス

9.VDIからXenAppにアクセスできるように設定

10.確認後、Desktop Studioカタログから削除

 

■Provisioning Services環境の構築編

11.PVSのインストールと環境作成

・SQL Server 2005 Expressのインストール
・Provisioning Services 6.1のインストール
・vDisk共有領域の作成

12.PVSとターゲットデバイスの構築

・Provisioning Services 6.1の構成
・Provisioning Servicesの起動
・ストアの設定変更
・vDiskの作成
・ターゲットデバイスのインストール

13.PVSサーバーにデバイスを登録

・デバイスの登録
・「Provisioning Servicesコンソール」で状態の確認

14.vDiskへWindows7環境をコンバート

・XenConvert環境の事前準備
・XenConvertのインストール
・PVSサーバーの初期構成
・イメージ作成ウィザードの実行
・BIOSの構成の変更

15.ディスクレスクライアントの作成

・vCenterによるディスクレスクライアントの作成
・仮想マシンをクローン
・ディスクレスクライアント化
・ディスクレスクライアントをテンプレート化

16.ストリーム配信仮想マシンの作成

・PVSサーバーでストリーム配信仮想マシンを作成

 

■DDCサーバーの構築編

17.カタログを登録

・Citrix Desktop Studio でカタログを登録
・マシン「PVSデスクトップ」の登録

 

■動作確認編

18.VDI接続確認

 

それでは早速、構築プロビジョニングした仮想デスクトップ環境を構築しましょう。

 

DHCP環境の構築編

これまでの手順では、全てのサーバーや仮想デスクトップに対して固定のIPを振っていました。
Provisioning Servicesによる仮想デスクトップのプロビジョニングを行なうには、DHCP環境が必要になります。

本ガイドではActive Directoryを構築したADサーバーにDHCPサーバーを追加して運用する流れを説明します。
次の手順に従って、まずはDHCP環境を構築してみてください。

1.既存のDHCPサーバーを停止

まずは既存のDHCPサーバー(もしくはサービス)を停止してください。
多くの場合はルーターがDHCPサーバーを兼務しています。これを無効にしてください。

2.Active Directoryに役割「DHCPサーバー」を追加

Windows Server 2008 R2ではサーバーマネージャーの「役割」でDHCPサーバーを選択するだけで、DHCPサービスを稼働することができます。
以下の手順に従ってDHCPサーバーを追加してください。

1)「サーバーマネージャー」を起動します。

2)サーバーマネージャーの「役割の追加」をクリックし、DHCPサーバーを選択します。

3)「DHCPサーバー」の説明が表示されるので「次へ」ボタンをクリックします。

4)「ネットワークバインディングの選択」。そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

5)「IPv4 DVSサーバー設定の指定」で以下例のように設定して「次へ」ボタンをクリックします。

・親ドメイン

xendesktop.example.com

・優先DNSサーバーのIPアドレス

127.0.0.1

・代替DNSサーバーのIPv4アドレス

(空白のまま、設定しない)

6)「IPv4 WINSサーバー設定の指定」では「このネットワーク上のアプリケーションにWINSは必要ない」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

7)「DHCPスコープの追加または編集」で「追加」ボタンを押します。

8)「スコープの追加」で以下例のように設定して「OK」ボタンをクリックします。

・スコープ名:Internal DHCP
・開始IPアドレス:172.18.5.100
・終了IPアドレス:172.18.5.230
・サブネットの種類:ワイヤード

vこのスコープをアクティブ化する

・サブネットマスク:255.255.0.0
・デフォルトゲートウェイ:172.18.5.1

9)「DHCPv6 ステートレスモードの構成」では「このサーバーに対するDHCPv6ステートレスモードを無効にする」を選んだ状態で「次へ」ボタンをクリックします。

10)「DHCPサーバーの承認」では「現在の資格情報を使用する」を選んだ状態で「次へ」ボタンをクリックします。

11)「インストールオプションの確認」で設定内容を確認して「インストール」ボタンをクリックします。
これによりDHCPサーバーがインストールされます。

3.DHCPサーバーの構成を変更

次にDHCPサーバーにDHCP PXEオプションを追加します。
この設定により、ディスクレスクライアントからアクセスがあった場合に、Provisioning ServerやTFTPサーバーの名前やIPアドレス、ブートストラップファイル名をクライアントに提供でき、PXEブートをすることができるようになります。

以下の手順に従って、DHCPサーバーに設定を追加してください。

1)「サーバーマネージャー→DHCPサーバー」のスコープオプションを開いて項目を追加します。

・003 ルーター

172.18.5.1

・006 DNSサーバー

172.18.5.12

・015 DNSドメイン名

xendesktop.example.com

・066 ブートサーバーホスト名

172.18.5.22 (=PVSサーバーのIPを指定)

・067 ブートファイル名

ARDBP32.BIN

ここで指定する「ARDBP32.BIN」は、C:¥ProgramData¥Citrix¥Provisioning Services¥Tftpbootのパスに登録されています。

詳しくは以下のページを参考にしてください。

http://support.citrix.com/article/CTX118513

 

■マスターイメージの用意編

「マスターイメージ」とは、PXEブートする際の元のOSイメージを指しています。
Windows7をXenServer上に通常通りインストールして、必要な設定やコンポーネントを追加した環境を
vDiskにシステム丸々複製したものをマスターイメージにします。

XenDesktop のプロビジョニング仮想デスクトップは、以下のような流れにより
仮想デスクトップ環境を実現します。

1)Web Interfaceにログオン

2)ディスクレスクライアントに接続

3)ディスクレスクライアントがPXEブート

4)vDiskのOSイメージで仮想デスクトップが起動

5)ユーザーが仮想デスクトップを利用

なお、vDiskの実態は3つのファイルです。これらのファイルはActive Directory環境下上にある
共有領域上に保管され、このファイルはProvisioning Servicesコンソールにより管理されます。

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4.Windows7をインストール

Windows7を通常通りインストールします。
インストール後、VMware Toolsをインストールします。
その後にWindows Updateを行ない、最新の状態にしてください。

5.DHCPでIPを取るように設定

インストールしたWindows7のIP設定を確認します。
先に構築したDHCPサーバーによってIPが割り振られていることを確認してください。

DHCPサーバーへの設定追加により、IPやDNS、デフォルトゲートウェイなどが正しく設定されていることを確認します。

6.Windows7をADに参加

インストールしたWindows7をActive Directoryに参加させます。
ここではwin7vdi2というコンピューター名を設定して、Active Directoryに参加してください。

7.Windows7にVDA(Citrix Receiver)を入れる

Windows7にVDAとCitrix Receiverをインストールします。
インストール手順は前のVDI環境構築と手順は同様です。

8.Desktop Studioに登録してVDIアクセス

VDAとCitrix Receiverをインストールした環境を、DDCサーバーのDesktop Studioを使って登録します。
登録手順は前のVDI環境構築と手順は同様です。

9.VDIからXenAppにアクセスできるように設定

仮想デスクトップ環境にインストール済みのCitrix Recieverを起動して、XenApp公開アプリケーションが利用可能になるように設定を変更します。設定手順は前のVDI上におけるXenApp環境構築と手順は同様です。

10.確認後、Desktop Studioカタログから削除

VDI接続および公開アプリケーションの実行が確認できたら、Desktop Studioから仮想デスクトップを削除します。
VDAとCitrix Receiverは削除せずそのまま残しておいてください。

 

■Provisioning Services環境の構築編

Provisioning ServicesはOSをストリーム配信する技術のことです。

XenDesktopによるデスクトップ仮想化はユーザーデータやOSを個別に管理しますが、
OSを大量にかつ同様の構成で配備したい場合、Provisioning Servicesを使うことでこの問題を解決できます。

Provisioning Servicesの概要については以下のURLを参考にしてください。

http://thinkit.co.jp/story/2010/06/08/1580

以下のURLからドキュメントをダウンロードできます。

http://support.citrix.com/product/provsvr/pvsv6.0/#tab-doc

11.PVSのインストールと環境構築

Provisioning Servicesの実行には事前にSQL Server 2005 SP3以降のバージョンが必要です。
ここでインストールを行ないましょう。

 

SQL Server 2005 Expressのインストール

1)SQL Server 2005 Express Edition SP3をダウンロードします。

http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=3181842a-4090-4431-acdd-9a1c832e65a6

2)ダウンロードしたインストーラーを実行します。

3)使用許諾書に同意します。

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4)「必要なコンポーネント」で「インストール」ボタンをクリックします。

5)インストールが終わったら「次へ」ボタンをクリックします。

6)「Microsoft SQL Serverインストールウィザード」で「次へ」ボタンをクリックします。

7)「システム構成チェック」で「ASP.Netバージョン登録の要件」で警告が出るが、そのまま「次へ」ボタンをクリックして進みます。

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8)SQLサーバーのインストールが実行されます。

9)「登録情報」で名前、会社名を適宜入力します。

10)「機能の選択」で以下を選択して「次へ」ボタンを押します。

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・データベースサービス

-データファイル
-レプリケーション
-共有ツール

・クライアントコンポーネント

-接続コンポーネント

11)認証モードは「Windows認証モード」を選んで「次へ」ボタンをクリックします。

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12)「構成オプション」は双方有効にして「次へ」ボタンをクリックします。

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・ユーザーインスタンスを有効にする
・ユーザーをSQL Server管理者ロールに追加する

13)「エラーと使用状況レポートの設定」は適宜設定して「次へ」ボタンをクリックします。

以上でSQL Server 2005 Express Edition SP3のインストールは終了です。
次にProvisioning Services 6.1をインストールします。

 

Provisioning Services 6.1のインストール

PVS 6.1のメディアを挿入するとProvisioning Servicesのインストールメニューが表示されます。
まずはサーバーをインストールするため、「サーバーのインストール」をクリックしてインストール開始します。

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1)「サーバーのインストール」をクリックすると、さらに選択肢が現われますので「サーバーのインストール」をクリックします。

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2)「Provisioning Services」のインストールウィザードが起動しますので、「インストール」ボタンをクリックして必要コンポーネントをインストールしてください。

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3)「SQLncx64はProvisioning Services x64によってオプションで使用されます。今すぐインストールしますか?」と表示されます。ここでは「はい」ボタンをクリックしてインストールします。

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4)インストールを進めると、「Citrix Host Snap-In」のライセンスに同意する画面が表示されます。これは必要な機能ですので、「I accept the terms in the License Agreement」にチェックマークをつけて「Install」ボタンをクリックします。

5)「Citrix Host Snap-In」のインストールが終わったら「Finish」ボタンをクリックして、PVSのインストールを続行します。

6)同様に「Citrix Broker PowerShell Snap-In」と「Citrix Configuration Snap-In」のインストールも行なってください。

7)必須コンポーネントのインストールが行なわれると、「Provisioning Services」のインストールが始まります。「次へ」ボタンをクリックして、インストールを開始しましょう。

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8)「Provisioning Services」のライセンス契約書に同意しますを選んで、「次へ」ボタンをクリックします。

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9)ユーザー情報にユーザー名、所属を入力して「次へ」ボタンをクリックします。

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10)「インストール先」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

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11)「セットアップの種類」は「すべて」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。

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12)「インストール」ボタンを押して、Provisioning Servicesのセットアップが開始します。

13)インストールが終わったら、「完了」ボタンをクリックします。引き続き「Provisioning Servicesコンソール」のインストールを行ないましょう。

14)「Provisioning Services構成ウィザード」が表示されますが、それをそのままにして「コンソールのインストール」を実施してください。

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15)「Provisioning Services」のウィザードが表示されたら「次へ」ボタンをクリックしてインストールを行ないます。

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16)「Provisioning Services」のライセンス契約書に同意しますを選んで、「次へ」ボタンをクリックします。

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17)ユーザー情報にユーザー名、所属を入力して「次へ」ボタンをクリックします。

18)「インストール先」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

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19)「セットアップの種類」は「すべて」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。

20)「インストール」ボタンを押して、Provisioning Servicesのセットアップが開始します。

21)インストールが終わったら、「完了」ボタンをクリックします。
引き続き「Provisioning Services構成ウィザード」の作業に移ります。

 

vDisk共有領域の作成

本ガイドではPVSサーバーにC:¥vdiskという領域を作成して、このフォルダ内にPXEイメージを配備します。
そのため、PVSサーバーには多くの空きディスクが必要です。

vDiskのデフォルトサイズは24GBに設定されています。プロビジョニングするデスクトップに
割り当てたいディスク容量分の空き領域を確保してください。

C:¥vdiskをPVSサーバー上に作成したら、以下の手順に従って、このフォルダを共有してください。

1)C:¥vdiskを「右クリック→共有→特定のユーザー」を選択します。

2)「Everyone」を追加して、アクセス許可のレベルを「読み取り/書き込み」にしてください。

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※実際の運用では、アカウントを正しく設定してください。

12.PVSとターゲットデバイスの構築

 

Provisioning Services 6.1の構成

「Provisioning Services 構成ウィザード」で環境の構成を行ないましょう。

1)「Provisioning Services 構成ウィザードの実行」が表示されたら「次へ」ボタンをクリックします。

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2)「DHCP サービス」は以下の項目を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

・ほかのコンピューターで実行するサービス

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3)「PXE サービス」は以下の項目を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

・このコンピューターで実行するサービス

Provisioning Services PXE Service

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4)「ファームの構成」画面では「ファームを作成する」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

5)「データベースサーバー」画面で「参照」ボタンをクリックします。

6)「SQL Servers」で「PVS」インスタンスを選択して、「OK」ボタンをクリックします。

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7)「新規ファーム」画面の設定を以下に書き換えます。

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データベース名:ProvisioningServices
ファーム名:XDFarm
サイト名:XDSite
コレクション名:XDCollection

・セキュリティ保護にActive Directoryグループを利用する

ファーム管理者グループ:xendesktop.example.com/Users/Domain Admins

以上のように設定して[次へ]をクリックします。

8)「新規ストア」画面で「次へ」ボタンを押してください。

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ストア名:XDStore
デフォルトのパス:¥¥pvs¥vdisk

9)「ライセンスサーバー」画面では、ライセンスサーバーを動かしているサーバーを指定します。このガイドに従ってインストールした場合はDDCサーバーでライセンスサーバーを動かしているため、以下のように設定して「次へ」ボタンをクリックします。

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ライセンスサーバー名: ddc.xendesktop.example.com
ライセンスサーバーポート: 27000

10)「ユーザーアカウント」の画面では、「指定ユーザーアカウント」を選択して、以下のように設定して「次へ」ボタンをクリックします。

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User name: Administrator
Domain: xendesktop.example.com
Password: (ドメインのパスワード)

vこのアカウント情報でデータベースを構成する

11)Active Directoryコンピューターアカウントのパスワード
「コンピューターアカウントのパスワードを自動的に更新」をオフにして、「次へ」ボタンをクリックします。

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12)「ネットワーク通信」(ストリーム配信関連のネットワーク設定)はデフォルト設定のまま、「次へ」ボタンをクリックします。

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13)「TFTP オプションとブートストラップの場所」では、「Provisioning Services TFTP Serviceを使用する」をクリックして「次へ」ボタンをクリックします。

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14)「ストリーム配信サーバー起動一覧」はデフォルト設定のまま、「次へ」ボタンをクリックします。

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15)「完了」という画面が表示されたら、今まで設定した内容を確認の上、「完了」ボタンをクリックします。

XenDesktop

 

16)ネットワークサービスを停止した後、サービスの設定を変更してネットワークサービスが再起動されます。「完了」ボタンをクリックして設定完了です。

Provisioning Servicesの起動

インストールしたProvisioning Servicesを起動してみましょう。
以下の手順に従って起動してください。

1)「スタート→すべてのプログラム→Citrix→Provisioning Services→Provisioning Services Console」を選択し、管理コンソールを起動します。

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2)「Provisioning Servicesコンソール」を「右クリック→ファームへの接続」をクリックします。

3)「サーバー情報」の名前にPVSと入力して「接続」ボタンをクリックします。

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4)接続後、展開すると以下のようにファームなどが表示されたらProvisioning Servicesのインストールは成功です。

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ストアの設定変更

Provisioning Servicesに接続できたら、作成済みのストアの設定を変更します。
このガイドでは書き込みキャッシュの設定先としてvDiskを指定します。

1)「Provisioning Servicesコンソール→XDFarm→ストア→XDStore」を選択します。

2)「XDStore→右クリック→プロパティ」を選択して「ストアのプロパティ」を開きます。

3)「全般」タブで「このストアを保有するサイト」を「XDSite」に変更してください。

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4)「パス」設定で書き込みキャッシュパスの「追加」ボタンをクリックします。

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5)「ストアのキャッシュパス」に「¥¥pvs¥vdisk」と入力します。

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ここまでのまとめ

キャッシュの設定など終わったら、次にvDiskを作成しましょう。
この後の作業ですが、作成した仮想ディスク(vDisk)にVDIのOSイメージを「XenConvert 2.4.1」で既存のイメージをvDiskに取り込んで、vDisk上のイメージからOSを起動できるようにします。

XenServer上にディスクレスクライアントを作成して、このクライアントからvDisk上のOSにPXEブートという手法でOSを起動します。

一つの仮想的なOSイメージを複数の接続に対して使う方法ですので、当然ながら速いストレージとネットワークが必要になります。XenDesktopのProvisioning Services環境を快適に使うには、ストレージについてはSATAよりはSAS、SASよりはSSDなどの速いストレージ上で動作させるのが好ましく、ネットワークについては1GbEで少なくとも冗長化された環境であることが必須と言って良いでしょう。

 

ここまでで、XenServerにインストールした仮想マシン(Windows7)にWeb Interfaceからアクセスするというスタンダードな仮想デスクトップ環境を作成しました。
次回はCitrix Provisioning Servicesをつかって、プロビジョニングした仮想デスクトップ環境を作ります。