デスクトップ仮想化技術の実践的で体系的な習得に向けて (株式会社富士通ラーニングメディア)

富士通ラーニングメディアが考える、Citrix認定トレーニング受講のベネフィットとは?

IMG_2469flm_logo株式会社富士通ラーニングメディア
ラーニングサービス部 岡崎 佑治 氏

富士通のグループ会社であり、教育サービスを行っている株式会社富士通ラーニングメディア(以下、富士通ラーニングメディア)。同社は、国内最大規模の総合人材研修企業として、企業の人材育成のトータルソリューションを提供する会社です。富士通グループ企業に向けた研修はもとより、あらゆる業種の企業や公共機関・団体を対象に、IT技術、ヒューマンスキル、新人研修など、約1,000コース、年間約7万8千人の方が受講しています。

今回は、富士通ラーニングメディアにおいてCitrix® 認定インストラクター(CCI)である岡崎 佑治氏にCitrix認定資格Citrix認定トレーニングの魅力についてお伺いしました。

インタビューア:
まず、最初に自己紹介をお願いします。

IMG_2471岡崎氏:
もともと人に教えることが大好きだったのと教育分野に興味があり、12年前に富士通ラーニングメディアに新卒として入社しました。入社後は、講師としてお客様の前に立つ前の2年間ほど、富士通に出向してシステムエンジニア(SE)をしていました。そこでSEとしての業務の流れを経験しました。今思えば、この現場での経験値により利用シーンを想定しながら教えていくことになるため大きな経験だったと思います。

その後、主にマイクロソフトのエンタープライズ系の製品、たとえば Windows ServerやWindows Serverに標準で組み込まれている仮想化技術であるHyper-V、SQL Serverなどの講師を勤めておりました。そして、その流れで2年ほど前からCitrixの仮想化技術であるXenDesktop®やXenApp®を担当するに至りました。

インタビューア:
先日、富士通ではシトリックス認定資格者を400名育成したと発表がありましたが、富士通ラーニングメディアにおけるシトリックス研修の位置付けを教えていただけますか?

岡崎氏:
シトリックスの研修に関しては、今後の企業システムに必須の分野であると認識しています。幅広い企業ニーズからデスクトップ仮想化やアプリケーション仮想化の知見や技術を有する人材の育成は必要不可欠であり、弊社においても重要な位置付けです。

インタビューア:
シトリックス研修を2年間実施して、デスクトップ仮想化の動向などはどのように感じていますか?

岡崎氏:
東日本大震災が発生した直後くらいから非常に多くのお客様が災害対策ソリューションとしてシトリックス製品が有効であると認識しており、弊社の研修を受講されています。情報漏洩対策など根強いニーズは常に存在していると認識しています。最近ではWindows XPのサポート切れにともなうデスクトップ仮想化ニーズも見受けられました。富士通から聞くと実際の構築案件の数は非常に多いということですので、ますます盛り上がってくると思っています。

インタビューア:
岡崎様はシトリックス研修の立ち上げメンバーであるとのことですが、シトリックス製品に関する印象などをお聞かせいただけますか?

IMG_2470岡崎氏:
今もWindows Serverの講師をしていますので、世界観がわかりやすく入りやすかったのですが、シトリックス製品の第一印象は難しいと思いました。シトリックス製品の技術者はeDocsというマニュアルを見るのですが、それが1000ページくらいあります。それを確認しながら、ほぼすべての機能を動作させて理解しました。

ご存知のとおり、Windows Serverにも同じような機能はあるのですが、シトリックス製品は標準ではできないような機能が豊富に存在し素晴らしいと思っています。特に仮想デスクトップを展開可能なプロビジョニング機能を試した際に一瞬で数百台という仮想デスクトップができた時には感動しました。

インタビューア:
Citrix認定トレーニングの開催状況をお聞かせいただけますか?

岡崎氏:
弊社では、特にニーズの高い「Citrixトレーニングパス CCA-AD:XenDesktop 7 管理コース」や「Citrixトレーニングパス CCP-AD:XenDesktop 7 構築コース」などを毎月一回開催しています。今後は企業のモバイル活用等のニーズにともないCitrix XenMobileなどのコースも検討しています。

インタビューア:
富士通ラーニングメディアでCitrix認定トレーニング受講のベネフィットや価値に関して教えていただけますか?

岡崎氏:
目に見えるベネフィットとしましては受講料の中に認定資格の試験バウチャーが入っております。ほぼ100%のお客様が、認定資格の受験をしているようです。
目に見えない部分に関しては、先程申し上げましたようにシトリックス製品を完全にマスターするためにはeDocsという1,000ページを超えるマニュアルの読破と実装による検証が必要になります。これを自ら独学で試そうと思うとどれだけの時間が掛かるでしょうか。私たちは、実際にどのような部分で躓くのか、トラブルが発生しないようにどのような部分に注意すべきかなど、現場で役に立つ情報を凝縮しそれを5日間で教える、つまりスキル習得時間を短縮可能なことが価値だと思っています。

インタビューア:
受講生は実機を使って試せるのですか?

岡崎氏:
はい。トレーニング期間中24時間インターネット経由で試せるLAB環境も用意しています。受講生は自身の理解が正しかったのか不安になるものです。そのような時にはこの環境で試していただけます。

インタビューア:
講師として特に気をつけている点などございますか?

岡崎氏:
IMG_2474一回でも受講生からいただいた質問に関しては、次回から詳しく説明するようにしています。また、頻繁にバージョンアップするシトリックス製品の差分情報は確実にキャッチアップし、受講生に変更点などをローカル環境でお見せしたりしています。たとえばXenDesktop 7では、一部のコンポーネントは設定が非常に簡単になったため、一見するとできる事が少なくなったように思えてしまいます。しかし、それらの機能はなくなったわけではなく、細かい設定を行う場合には以前とは違う方法での設定が必要だったり、次のバージョンのアップデートで追加予定だったりします。このような場合には、最新版をご紹介することで現場に出た受講生が迷わないように心がけています。

インタビューア:
バージョンアップするたびに大変な思いをされているのですね。

岡崎氏:
それが仕事ですから問題ございません。新しい機能を試すことが非常に楽しみであったりします。

インタビューア:
富士通ラーニングメディアでCitrix認定トレーニングを受講するメリットなどはどのようにお考えですか?

岡崎氏:
デスクトップ仮想化やアプリケーション仮想化を習得するだけではシステムとして成立しません。実際にはWindows Serverやサーバー仮想化、ストレージ、ネットワークと言った幅広い知識が必要です。弊社ではそれらすべてをワンストップで提供しているという特長があります。また、意外と知られていないのですが、多くの受講生は日々の業務をこなしながら受講します。なかには5日間コースが長いとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。弊社ではお客様のご要望を聞きながらトレーニングのカスタマイズや、オンサイトでトレーニングするサービスも行っています。是非、相談いただければと思います。

インタビューア:
最後に読者の皆様へ一言お願いします。

岡崎氏:
多くのお客様から受講したことによって「トラブルを未然に防げた」「短期間で体系的に理解することができた」という声をいただいております。
これからデスクトップ仮想化やアプリケーション仮想化を学ぼうとしている方や最新版の習得を目指している方は是非、弊社でスキルを身につけていただければと思います。

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インタビューア:ありがとうございました。
岡崎氏:ありがとうございました。

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