[エム・ピー・テクノロジーズ]パートナー企業と連携してXenDesktopによる仮想化を積極的にプロモーション

株式会社エム・ピー・ホールディングスのグループ企業で、シンクライアント・ソリューションにフォーカスした事業を展開している株式会社エム・ピー・テクノロジーズは、シトリックス製品の一次代理店です。同社では、シトリックス製品をコアとしたシンクライアント・ソリューションをパートナー企業と協力して、数多く導入してきました。そんな同社に、デスクトップ仮想化を中心とした取り組みや考え方などについてお伺いしました。

デスクトップ仮想化

株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
代表取締役社長
佐藤直浩氏

10年以上にわたりシトリックスの認定一次店としてシンクライアントに取り組む

株式会社エム・ピー・テクノロジーズの佐藤直浩社長は、シトリックス製品を中心としたシンクライアント・ソリューション事業について、次のように話します。
「当社は、10年以上にわたってシトリックスの認定ディストリビュータとして、古くからのパートナーだと思います。他の一次店と比べると、社員数35名という規模ですが、大手とは一線を画したユニークな取り組みで業績を上げています」

佐藤氏は同社の社長に就任する前は、大手PCベンダーで企画に携わっていた経験があり、テクノロジーに精通した人物です。それだけに、シンクライアントがいかにビジネスに重要なソリューションであるかを技術面からも運用面からも深く理解しています。
「我々が提供するシンクライアント・ソリューションでは、端末の電源を入れてから10秒後には業務のためのデスクトップ環境が表示されます。この速さを経験してしまうと、もう普通のPCクライアントには戻れなくなります。シンクライアントの速さや生産性の高さと比べると、リッチクライアントと呼ばれるPCは、遅くて重いファットクライアントだと感じられるのです」と佐藤氏はシンクライアント・ソリューションの快適さや将来性を強く提唱しています。

セキュリティ対策や運用管理の効率化、デスクトップを利用する社員の業務効率や生産性の向上といったテーマを追及していけば、これからの企業は確実にシンクライアント・ソリューションによる仮想化されたデスクトップ環境を利用するワークスタイルにシフトしていくと、佐藤氏は確信しています。同社には、その確信を実際の顧客企業に伝えられるだけのテクノロジーとプロモーション力があるのです。

デスクトップの仮想化によってマルチデバイスでのシームレスな利用環境も構築できる

「デスクトップを仮想化してシンクライアント端末を利用すれば、電源を入れて10秒待つだけですぐに使えるようになります。その上さらに、作業を中断して外出しても、出先からスマートフォンやスレートPCなどでアクセスして、同一のデスクトップ環境で作業を継続できるのです。作業中の自分の状態や、日常的に利用するファイルやフォルダなども、すべてサーバーで一元的に管理しているので、オフィス用と外出用のPCを使い分けて、それぞれに異なるデスクトップ環境で仕事をする手間や労力を考えると、生産性の違いは圧倒的です」と佐藤氏はデスクトップ仮想化のメリットについて話します。

すでに同社では、XenDesktopによる仮想化されたデスクトップ環境をシンクライアントやマルチデバイスで利用するワークスタイルが、全社員にとって当たり前の環境となっています。

さらに佐藤氏は、日本でiPadが発売になると一早く入手して、Citrix Receiverをインストールし、その使い勝手を自ら評価しただけではなく、利用した様子をビデオで撮影しYoutubeに投稿しました。
「iPadは搭載しているCPUの性能からして、それほど高いパフォーマンスは期待できません。しかし、Citrix ReceiverでWindowsの仮想デスクトップを使うことで、ExcelやPowerPointが使えるようになるだけではなく、Internet Explorerなども非常に高速に動作します。もちろん、ソフトキーボードやズームに回転などの機能にも対応しているので、iPadがまるでWindows端末のように活用できるようになります」と佐藤氏はCitrix Receiverの効果について説明します。


「Citrix Receiver for iPad」を使用し、iPad上でWindows環境の利用を実現

iPadの検証後には投稿した動画を含めたCitrix Receiverの紹介サイトを作り、同社のメールマガジン読者に案内しました。その結果、約1万人が3分間の動画を100%に近い割合で閲覧したといいます。それほど、iPadのようなスマートPadをビジネスで利用したいと考えているユーザーの関心が高いことがうかがい知れます。事実、サイトに用意したリンクからの資料請求も、これまでと比較して倍以上に達しているそうです。

パートナーとの共同プロモーションを効果的に活用して導入案件へと結びつける

同社の社員構成は、35名中、20名がシステムエンジニアとなっており、一般的なディストリビュータと比べると、かなり技術者の比率が高い構成になっています。
「当社のビジネスは、単にモノを売るだけではなく、仮想化を取巻くコンポーネントを総合的に取り扱い、ワンストップでサービスできる体制つくりを心掛けています。我々のコアコンピタンスは、SEのスキルの高さだと自負しています。また、技術的なサポート力を強化しているだけではなく、セールスに結びつくプロモーションなども、パートナーの皆様と一緒になって推進できる体制を整えています」と佐藤氏は販売における取り組みについて話します。

同社のパートナーに向けたサービスの内容は、大きく分けて二つになります。一つは、スキルの高い技術支援です。システム構築に関連したデリバリー支援だけではなく、パートナー企業が営業フェーズでプリセールスを行うときにも、同社ではSEによる技術的な支援体制を整備しています。大手のシステムインテグレータであっても、シトリックス製品やシンクライアントに精通したSEは、それほど数多く育成していないので、サーバーのサイジングなど案件受注に至るまでの技術的な問い合わせをサポートしています。そしてもう一つのサービス内容が、マーケティング支援になります。
「当社のパートナーは、大手のシステムインテグレータ様が中心です。そのパートナー様のビジネスを拡大していただくために、共同でイベントやセミナーを開催しています。また当社独自でも、秋葉原のショールームを中心に、ほとんど毎日一社二社のお客様にシンクライアント・ソリューションや仮想化環境をご覧いただて、一段と理解を深めていただくプロモーションを展開しています」と佐藤氏はマーケティング面での施策について説明します。

今後もいち早く最新のシトリックス製品やテクノロジーを理解し提案する取り組みを継続

デスクトップ仮想化やシンクライアント・ソリューションを提案するために同社では、何よりも実際のデモンストレーションを見てもらうことが最大の説得力があると考えています。
「デモンストレーションの効果は絶大です。口頭で10秒といっても、実際にお客様に体験していただくと、その速さはよりインパクトのあるものとなります。我々としても、デモンストレーションの効果をさらに高めていくために、HDXなどをいち早く取り入れて、より充実した実演環境を整備していく考えです」と佐藤氏はショールームの効果について話します。

デスクトップ仮想化

株式会社エム・ピー・テクノロジーズのショールーム

昨年は、ショールームを訪れた企業数が250社を超え、来場者数も800名を超えました。今年は、その数をさらに増やして、300社1000名を目指しているといいます。
「我々のミッションは、シトリックスが発表するHDXやCitrix Receiverなどの最新テクノロジーをいち早く自らが理解し咀嚼して、お客様に向けたメッセージを発信することだと受け止めています。そのための情報共有は、今後も積極的にシトリックスと共同で推進できればと考えています。また反対に、我々の成功事例をシトリックスと共有していただいて、シトリックスからメッセージアウトしていただくようなプロモーション体制なども確立していければと願っています」と佐藤氏は今後の取り組みや豊富について話しました。