[ネットワールド]セキュリティ対策やワークスタイルの変化がXenDesktopによる仮想化の需要を喚起

1990年に創業した株式会社ネットワールドは、シトリックスの一次代理店であり、常に革新的なICT関連製品の発掘と提供を実践し、確かな技術基盤による「ソリューション・ディストリビュータ」として、パートナー企業と共に、安心、快適、便利な高度情報社会の実現に取り組んできました。同社の特長は、多くの技術者を擁している点にあります。そんな同社に、デスクトップ仮想化を中心とした取り組みや考え方などについてお伺いしました。

デスクトップ仮想化

株式会社ネットワールド
ストラテジックプロダクツ営業部
次長
平松健太郎氏

10年以上前から仮想化にフォーカスした事業展開で躍進

創業当初から、ネットワーク関連のハードとソフトの流通サービスやコンサルタント事業を展開してきた株式会社ネットワールドは、1998年にシトリックスが日本に上陸するとすぐに、ディストリビュータ契約を結んでいます。その経緯について、ストラテジック プロダクツ 営業部 次長 平松健太郎氏は、次のように説明します。
「当社は、日本で最初のディストリビュータの一社だと思います。現在XenAppが当時WinFrameと呼ばれていた時代から、仮想化には注目していました。それがMetaFrameになり日本法人ができると知って、最初のディストリビュータになりたいと思い、契約したと聞いています。当時はまだ、仮想化という言葉ではなく、違う表現を使っていたと思いますが、すでにその重要さには気が付いていました」

同社では、シトリックス製品だけではなく、仮想化環境に必要となる多くのネットワーク関連商材も積極的に取扱い、周辺ソリューションを拡充してきました。
「サーバー仮想化のビジネスは、この数年で確実に伸びています。また、最近の傾向としては、サーバーの仮想化を完了したり現在進行形で取り組んでいるお客様企業が、次のフォーカスポイントとして、デスクトップの仮想化を検討しはじめています」と平松氏は仮想化を取巻くビジネスの状況について話します。

10年以上に及ぶ取り組みの中で、同社の提案力や仮想化に対する市場の認識が変化したこともあり、かつてはパフォーマンスや安全性などを懸念していた顧客企業も、最近では抵抗なく仮想化ソリューションを受け入れるようになってきたといいます。こうした市場の変化に合わせて、同社の業績も向上してきました。

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デスクトップ仮想化は管理者と利用者の双方にメリットをもたらすソリューション

「デスクトップ仮想化の導入を検討しているお客様企業の多くは、コンプライアンスとセキュリティ対策を重視しつつ、運用管理の負担を軽減し、その上さらに社員のワークスタイルに合わせた利便性の提供を追及されています。かつては、デスクトップPCにアンチウイルスソフトを導入しておけばよかったセキュリティ対策も、現在では比べものにならないほど、多くの管理ツールを組み合わせなければなりません。管理する側は大変です。その上さらに、ワークスタイルの変化によって、リモートやモバイル環境で仕事をしたいと考える社員は増えています。こうした相反する要求を両立させるテクノロジーが、デスクトップ仮想化だと思います」と平松氏は市場のニーズを分析しています。

現実にデスクトップ仮想化に対する案件も増えてきている状況にあり、平松氏も市場の手ごたえを感じ始めています。

もう一つ、デスクトップ仮想化の需要を高める要因として、スマートフォンやスレートPCの存在も大きいと思っています。PCそのものの持ち出しを制限する企業が増える中で、シンクライアントを配布するだけではなく、移動中や移動先での利用を考えて、iPhoneやiPadなどの利用を検討するケースも増えてくると予想しています。そうしたマルチデバイス環境で、どこにいてもシームレスに自分の仕事を継続するためには、XenDesktopによるデスクトップ仮想化が、求められると思います」と平松氏はXenDesktopの可能性について触れます。

全社員の4分の1がエンジニアというユニークなソリューション・ディストリビュータ

同社が自らを「ソリューション・ディストリビュータ」と呼んでいるのは、ハードやソフトの調達能力に加え、システムやソリューション提案なども実践できる優れたエンジニアを育成しているからです。
「当社は、325名の社員数ですが、その約4分の1がエンジニアです。ディストリビュータとしては、ユニークな社員構成だと思います。もちろん、ビジネスの基本はパートナー様経由のお取引ですが、ソリューション案件の多くは、単に商材を扱うだけではなく、パートナー様と一体となって、お客様企業のソリューション構築に取り組むことが多いのです。また、当社ではパートナー様が新しいビジネスに取り組んでいかれるように、講習会などを開催して、トレーニングやナレッジの提供を積極的に行っています」と平松氏はパートナー施策について話します。

同社では、無料でハンズオントレーニングなどのセミナーを開催して、仮想化などの新しい技術の教育に努めています。
「実は、XenDesktopのようなデスクトップ仮想化というソリューションを実際に構築するためには、ストレージが絶対に必要になります。個々のPCで利用していたローカルのハードディスクがなくなるので、その代わりとなる巨大なファイルサーバーが必要になるのです。そのファイルサーバーの運用やバックアップなどに関連するソリューションも同時に提案できなければ、パートナー様のビジネスにつながりません。そうした技術的なご支援をさせていただくことも、我々の使命だと受け止めています」と平松氏はソリューション提案の重要性について語ります。

同社のパートナー向けセミナーでは、技術的な講習だけではなく、実際のソリューション提案に必要なソフトやハードの組み合わせから、見積書や提案書の作成に至るまで、実践的なトレーニングを行っています。
「ネットワーク関連のソリューションは、一社の製品だけで完結することはありません。複数のメーカーやベンダーの製品を組み合わせることではじめて、お客様企業の求めるシステムが構築できます。そのための技術やナレッジを我々からパートナー様に発信することで、お互いのビジネスを広げていけると考えています」と平松氏はパートナー施策について説明します。

シトリックスとマイクロソフトの協業関係に期待

マーケティング部 システムソフトウェアグループ 主任 青木正美氏は、シトリックス社に対して次のような期待の言葉を寄せています。
「シトリックスの製品は、東京など首都圏では知名度も浸透していますが、地方になるとまだご存じないお客さまもいます。そういう意味ではシトリックスとマイクロソフトの協業関係を含めて、両社によるメッセージや情報の発信などに期待しています」

同社では、シトリックスとマイクロソフトの協業関係の発表を受けて、社内の体制を変更しています。これまで複数のベンダーの仮想化ソリューションを扱っていたチームから、シトリックス製品を扱うスタッフをマイクロソフト製品と同じチームに編成し、社内でも協業体制によるプロモーション展開を図っていく計画です。

デスクトップ仮想化

株式会社ネットワールド
マーケティング部 システムソフトウェアグループ
主任
青木正美氏

「XenDesktopによるデスクトップ仮想化をソリューションとしてお客様に提案していくためには、ストレージだけではなく、Officeなどのアプリケーションも含めたワークプレイスを提供しなければなりません。その意味でも、社内の体制の整備も必要だと思っています。また、デスクトップ仮想化の提案では、一度にすべてを導入するのではなく、段階的な構築も重要なポイントとなります。そこで、我々が培ってきたノウハウをパートナー様と共有させていただいて、ビジネスを広げていければと考えています」と平松氏は今後の展望について話しました。

こうした取り組みの一環として、ネットワールドでは、デスクトップ仮想化の導入促進のための、Citrix & Microsoft 仮想化 ワールドキャンペーンを実施しています。

また、ネットワールドではマイクロソフトの一次店として仮想デスクトップ利用時のライセンスの考え方についても適切なアドバイスを行っております。小規模ユーザーにはMicrosoft Hyper-Vを利用したMicrosoft VDIの構築・サポートを行うなど、お客様のニーズに応じて最適なデスクトップ仮想化ソリューションを提供しています。