日本IBMとシトリックスが金融業界に向けたデスクトップ仮想化の活用を講演

日本IBMとシトリックス・システムズ・ジャパンは、日経BP社主催「金融ITイノベーションフォーラム2010Autumn」に講演者として参加し、「金融ITにおけるデスクトップ仮想化の活用法」と題した講演を行いました。会場には、金融ビジネスのこれからを担う金融機関の幹部をはじめ、約120名の金融関係者が参加し、新しいITがもたらす新世代の金融サービスやコスト削減の効果などについて聴講しました。
セミナーでの講演内容を通して、日本IBMとシトリックス・システムズ・ジャパンの提唱するデスクトップ仮想化の活用法について紹介します。

デスクトップ仮想化

日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウドコンピューティング事業部 クラウドソリューション 担当部長
尼子公仁彦氏

金融業界におけるデスクトップクラウドの採用理由とは

最初に登壇した日本IBM クラウドコンピューティング事業部 クラウドソリューション 担当部長の尼子公仁彦氏は、金融業界におけるデスクトップクラウドの採用理由について、次のように整理しています。
「弊社の事例からみた金融業界におけるデスクトップクラウドの採用理由は、主に4つのポイントがあると分析しています。それは、セキュリティ対策、BCP対策、生産性の向上、そしてサービス品質向上です。金融業界は、他の業界に比べてリスク回避への意識が高く、ワークスタイル変革など先進的な取り組みを実施している例が多いと受け止めています」

従来のクライアント環境には、セキュリティの脅威や複雑化による管理コストの上昇、高性能なデスクトップを効率よく利用できない無駄やプリントコストの増加といった課題があります。こうした課題を解決するためにも、利用者の利便性を高めながら同時にガバナンスの強化が可能になるソリューションとして、デスクトップクラウドが注目されています。
「効果的なデスクトップクラウドを実現するためには、その効果を最大限に引き出すためのエンドツーエンドでの設計が重要になります。またコスト削減のためには、1サーバーでどれだけ多くのユーザーに対応できるかも重要です。IBM Blade Center HX5は、1サーバーに200ユーザーを集約するなど、信頼性に加えて高い集約度でユーザー単価も安価にできます」と尼子氏は金融業界で採用されているIBM Blade Centerの優位性についても触れました。