高性能なストレージ製品でVDIからクラウドストレージまでシトリックスソリューションをサポート

NetApp ストレージ特集

1992年の設立から一貫して、顧客企業の競争力を高める革新的な技術を提供していく、という目標を貫いてきたNetApp社。同社の日本法人となるNetApp K.K.は、1998年5月に設立されました。そんなNetApp社とシトリックス社は、11年以上にわたる協業の歴史があり、10,000社以上の顧客企業にシトリックス社認定のNetAppストレージシステムを導入してきました。世界中でさまざまな協業活動を続ける両社の日本における実績や取り組みについて、ネットアップ株式会社の河西学氏に取材しました。

Citrix社認定のNetAppストレージシステムのアドバンテージ

「米国のNetApp社とシトリックス社は、5分くらいで移動できるほど本社が近くにあるのです。そのため、米国では積極的に両社のエグゼクティブによるブリーフィングや顧客企業向けのツアーなどを実施しています。また日本でも、シトリックス エグゼクティブ ブリーフィング センターで、NetAppのストレージ製品を活用したデモンストレーションを行っています」と河西氏は両社のパートナシップについて説明します。

NetApp社では、フラッシュストレージシステムをはじめとして、FASストレージシステムやEシリーズストレージシステムなど、豊富なストレージ製品のラインナップを取り揃えています。その中でも、Citrix XenAppCitrix XenDesktopなどの利用においては、高速なアクセスを実現するオールフラッシュストレージと、コストパフォーマンスに優れたSATAベースのストレージを組み合わせたハイブリッド構成の需要が高まっています。

「NetAppのハイブリッド構成によるストレージソリューションをXenAppやXenDesktopで利用すると、ログイン時のブートストームのような課題を解決できます。また大学などでの導入例では、生徒が一斉にデータにアクセスする、といった授業を行っても、ストレスを感じないような共有ストレージ環境を構築できます。こうした環境を提供できるのも、両社の長年にわたるパートナシップの成果です」と河西氏は話します。

ShareFile + NetAppのストレージ製品の構築メリットとは

NetApp社では、XenAppやXenDesktopの他にも、Citrix ShareFileで利用するStorageZonesにおいて、NetAppのストレージ製品を導入するメリットを提案しています。
「Citrix ShareFileにおけるStorageZonesは、コンプライアンスやパフォーマンスの観点からも、お客様のオンプレミスの環境に構築して運用されるメリットが数多くあります。そのStorageZonesにおいて、当社のNetAppのストレージ製品をご採用いただけると、効率化や完全に自動化された復旧に、ノン・ストップオペレーションやシングルストレージプラットフォームを実現できます」と河西氏は訴求します。

managed strage zones

NetAppのストレージでStorageZonesを構築するメリットは、大きく5つのポイントに分類されます。第一は、CIFS共有リポジトリの構造を備えている点です。そのため、ShareFileからはシングルストレージプラットフォームとして認識されるので、構築や管理、そしてストレージの将来的な増設なども容易になります。二つ目の特長は、ノン・ストップオペレーションの実現です。もしも、物理的なインターフェース障害などが発生しても、CIFS共有は継続しているので、ユーザーの利用に影響を与えることはありません。そして三つ目の特長は、徹底したストレージ容量の効率化にあります。圧縮や重複排除などを利用すれば、最大で40%ものストレージ容量を節約できます。さらに四番目の特長が、バックアップと復旧の容易さです。オンラインでイメージを瞬間的にスナップショットとして取得したり、複数の世代を保存できるので、かなりの自由度で間違って消してしまったファイルも復旧できます。

「五つ目の特長は、SharePointコネクターとNetworkファイル共有コネクターによる既存のネットワークファイル共有へのアクセスです。これらの特長を活用していただければ、かなり効率化されたストレージの運用が可能になります。例えば、NetApp Recovery Manager 1.1 for Citrix ShareFileを提供しているので、ShareFileの管理画面からNetAppのSnapshotやSnapVaultにSnapMirrorなどの操作を統合しています」と河西氏は特長について語ります。
NetApp Recovery Manager 1.1 for Citrix ShareFileを利用すると、ShareFileの管理画面から、削除されたファイルやフォルダを復元したり、サービス間隔やパラレル復元などの細かい条件も指定できるようになります。

netapp recovery Manager

約6,000人の大学生が利用するShareFile基盤に採用されたNetAppのストレージ

ShareFileとNetAppのストレージが効果的に利用されている事例として、河西氏は慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスを紹介します。
「湘南藤沢キャンパスでは、信頼性や運用管理性に優れ、大容量のスペースを提供できるストレージを求めていました。またアクセスが急増するピーク時にも耐えられる性能と柔軟性も必要とされていました。こうした課題に対してNetAppでは、Data ONTAPやFlash CacheにSnapMirrorなどのソリューション・コンポーネントを提供し、快適なアクセスと40GB×約6,000人というディスクスペースを予算内で確保し、本番機と連携したバックアップ機による迅速なサービス復旧を実現しました」と河西氏は導入事例について解説します。

同大学の他にも、NetAppのストレージ製品は、Citrix ShareFileやCitrix XenApp/XenDesktopなどを導入した金融機関や官公庁など、多くの企業でも採用され、安定性と利便性の両立に貢献しています。